リビングを過ごしやすくするために！リノベーション4つのポイント

リビングは家族がくつろぎ、コミュニケーションを取るための場所。リノベーション時には「リビングの目的をはっきりさせること」が大切なポイントです。見た目やレイアウトだけでなく「家族全員が快適に過ごせるリビング」を考えましょう。近年では、共働きであることも少なくないため「家族との時間を大切にしたい」という人が増えています。例えばリビングダイニングキッチンは、リビングを広々と見せることはもちろん、家族とのコミュニケーション面も考慮することが大切です。家事の合間にも子供との距離が近いため、コミュニケーションが取りやすいと言われています。築20年以上の中古マンションの多くは、和室がある場合も考えられます。生活する上で「和室が必要かどうか」をイメージしてみましょう。必要がなければ和室を無くし、リビングを広くすることも可能です。リビングは家族が居る場合、自分1人だけが生活する場所ではありません。なるべく家族全員の希望を取り入れたリノベーションがおすすめです。

「日常動線」はリノベーションを検討する際、欠かせないポイントです。動線とは、人や物が動く方向や経路のことです。動線が良ろしくないと過ごしにくく、移動しにくい家となってしまうでしょう。リビングの動線は、通勤や通学時間である「朝」を目安に考えると良いです。家族同士で行ったり来たりすることが多い時間帯なので、動線について考えやすくなります。炊事と洗濯を朝に行う場合は、キッチンと洗濯機の動線も考えると良いようです。子供の帰宅や外出を把握するために、リビングを個室との通過点にする人もいます。家族同士の動線と併せて、来客の経路を考慮する場合もあるようです。家族が過ごす時間やパターンを踏まえて、日常動線のリビングを検討しましょう。

リビングをリノベーションするにあたり、家族の年齢も重要なポイントです。小さい子供が居る家族では「子供部屋が要らない」という場合もあります。実際、小学校低学年まではリビングで過ごす子供が多い傾向です。「リビングでの勉強が学力を向上させる」というデータもあり、取り入れる家族が増えています。「リビングに勉強スペースを設置する」という家庭も多いです。また、現代では働き方が多様になり「自宅が職場」という人も少なくありません。そのようなことから、リビングに書斎を設けることもあるようです。家族内に高齢者が居る際は、高齢者にとっても過ごしやすいリビングが良いでしょう。畳のスペースを作ったり、バリアフリーにするなどの方法も良いでしょう。このように家族の年齢を考えると、リノベーション方法がより具体化します。リビングの目的がはっきりとしない場合にも「家族の年齢を考慮すること」は、良い参考資料になるでしょう。

リビングの不満点を挙げることも、リノベーションをするための大事なポイントです。費用の都合や工事期間を考えれば、取捨選択することもあり得ます。このような時には「どのリノベーションが最優先か」を明確にしておく必要があるでしょう。この優先順位に、リビングの不満点を位置付ける方法がおすすめです。不満点が解消されることで、使いやすいリビングになると言われています。採光が取れず暗いリビングが不満であれば、明るく開放的な空間を目的に予算を考えると良いでしょう。リビングの狭さが不満の場合はダイニングキッチンにする方法や、仕切りの壁を無くす方法も良いです。耐震性や耐久性が気になるようであれば、壁の補修などを優先的に行う人もいます。不満点はメモやノートに書き記し、保管しておくことが大切です。理想のイメージが多くなってしまうと、迷いが生じて本当に必要なリノベーションが行えない場合もあるでしょう。メモやノートに不満点を記すことで、迷った時にも客観的な視点が持てるようになります。不満点を挙げることにより、リノベーション後のイメージがグッと掴みやすくなるでしょう。現在の中古マンションへの不満が、快適なリビングを作る第一歩かもしれません。

リノベーションは、以前の住まいをより快適にする目的があります。「以前よりも使いにくい」という状況を避けるためにも、リノベーション後の生活を具体的にイメージすることが大切です。特にリビングは家族でテレビを観たり、くつろぐ空間になります。そのようなことから、自分1人だけでなく家族の希望に沿ったリビングを検討しましょう。ミノリノは中古マンションの購入やリノベーションの情報が集約されたサイトです。「中古マンションを自分好みにリノベーションしたい！」という人にも、おすすめの情報が沢山あります。ミノリノで情報収集し、理想のリノベーションを実現してみませんか？