安い家具をおしゃれに見せるインテリア
こんにちは。インテリア部です!
家具自体がおしゃれだと感じているのに、部屋に入れてみたとたんなぜか合わないと感じるときは、インテリアに統一性がない場合があります。
例えば、縁側がある素敵な和風のお家に、ゴテゴテのお姫様のようなレースが沢山あるピンク色のお部屋だとちぐはぐな印象を受けてしまいますよね。
よく見渡してみて下さい。もしかしてその家具、一つずつ見ていくと可愛いですが、他の家具と統一されていないことがありませんか?
部屋の内装とイメージが違っていると、それだけで家具の魅力が半減してしまいます。
インテリアは、実はたくさんの種類があります。
● 昔からなじみが深い「和」
● 和とのテイストと似ていて合わせやすい「北欧」
● ポップな印象やカントリー調など幅が広い「アメリカンスタイル」
● 白と茶と青を基調にした西海岸風「カリフォルニアスタイル」
● バリや東南アジアをモチーフにした「アジアン」
● 異国的でカラフルな色遣いが特徴な「モロッコ」
と、人気のインテリアテイストはこれだけあります。
インテリアテイストだけでなく、部屋のテイストに合わせてスタイルも変えていくとより統一感がでます。
● モダン 生活感を感じさせないようなスタイリッシュなデザイン
● ナチュラル 自然に近いものを使用して木のぬくもりを感じられるスタイル
● シンプル モダンとナチュラルの調度中間のような、飾りが少ないスタイル
以上のものを組み合わせて素敵なお部屋を作っていくことができます。
どんなインテリアにしたいですか?
ポップなイメージですか?それともシンプルなごちゃごちゃしていない色味を抑えたお部屋ですか?
まず、インテリアのテイストを決めましょう。
するとテイストを決めた後に家具を購入すると統一感が出てくるので、それだけでおしゃれに見えてきます。
家具をおしゃれにするのに必要なもの!
家具は部屋の中でも顔といってもおかしくないものです。
まず、インテリアのテイストを決めて、家具を選んでいきます。
テーブルやソファ、テレビ台だけでもテイストを決めて購入すると部屋が一気に引き締まって見えます。
しかし、ナチュラルな北欧風な部屋にしたいのに床の色が黒色だとテイストが違ってしまうのでうまく合いませんよね。その時に必要なのはDIYです。
DIYとは、Do It Yourselfの略で、直訳で「自分でできる」となりますので、リフォームを自分でやるという意味になっています。
例えば床の色が合わない場合、自分がなりたいスタイルの床の色を選択して、選んでいくとよいでしょう。
その時に一番手軽にできるのが、クッションフロアです。
クッションフロアは、キッチンやトイレなどに使われていることが多いので、丈夫で安価です。
フローリングなど他の床材だとかなり高額になってしまうので、賃貸にはあまり向きません。
また、今流行っているのが、スタイルに合わせて中古マンションを購入してリノベーションをしていく方法です。
もともとリノベーションをしてある物件を購入するタイプと、安く中古マンションを購入して自分でリノベーションをして自分好みにしていく方法があります。
リノベーションは、一度壁などもすべて取っ払って必要最低限のスケルトンの状態にしていきますので、自由度がとても高くなります。
もし自分好みのお部屋にならない、お部屋が見つからないといった場合は、DIY、リフォーム、リノベーションといった選択肢もあるので、一度検討してみてもよいかもしれません。
おしゃれな家具の選び方
しかし、おしゃれな家具があっても選び方によってはちぐはぐに見えてしまいます。
実は高い安いなど関係なく、どんな家具でもおしゃれに見せることはできるんですよ。
まず、テイストを先に決めてしまうことは何度もお伝えさせていただきました。
しかしテイストだけを決めても、実はごちゃごちゃした印象になってしまうことがあります。
大切なのは、色の使い方です。
色味を何色かに限定するだけで、グッとおしゃれに見えるようになります。
部屋のメインの色を決めていきましょう。
例えば、北欧や和のテイストならば、茶色(ベージュ)、白、灰色といった自然な色合いになりますので、メインの色は白色にして部屋を作っていこうと決めてから考えると家具選びがグッと楽になりますよね。
色合いは、綺麗に見える割合がありますので参考にして下さい。
● 基本となるベースカラー70%(床や壁の色など)
● 補助色となるメインカラー25%(ソファやカーテンなど)
● 強調色となるアクセントカラー5%(小物など)
白など淡い色にすれば温かい印象に、黒などのはっきりした色にすればモダンな印象になります。この色合いを考えるととてもインテリアのコーディネートが楽になりますよ。
基本となるベースカラーに大きく占めるソファは含む場合と、含まずにメインカラーに入れる場合があります。メインカラーの25%に入れることが多いですが、部屋の広さなどの兼ね合いでベースカラーの70%に入れることもあります。
アクセントカラーをソファの上のクッションに入れていくと、とてもまとまりがあるお部屋になります。
また、おしゃれなお部屋には間接照明があったほうが良いでしょう。
間接照明が部屋に奥行と色味を出してくれるので、一気に雰囲気が出てきます。
暖色系の色味で、光源があまり見えないようにしたり、小さなライトの方向をバラバラにして分散させたりして、光の表現も楽しんでみてくださいね。
【まとめ】おしゃれは個人のセンスだけじゃない
家具がおしゃれに見える方法には、個人のセンスだけではなく、基本になる法則があることが分かっていただけたでしょうか。色味や、テイストをそろえるだけで一気におしゃれ度がアップするので、今ある部屋を見渡してみて余計な色味があるなと思ったらぜひ隠してみてください。一気にあか抜けた印象になると思います。
中古住宅を購入してリノベーションして、全体から好きなテイストにしていくこともおすすめですよ。こだわりを持って住んだ家には愛着がわきます。
皆様が家でくつろげて安らげるそんな大切な居場所になるお家になりますように。