選択肢は無限大!? リノベーションで得られる5つのメリット

都内近郊を中心に人気が高まりつつあるリノベーション物件。リノベーションという名前はよく耳にするものの、実際にどういうメリットがあるのか詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。 そこで今回は知っておきたいリノベーションのメリットについてお話ししていきます。

【メリット1】古さを活かせるのがリノベーションの最大の魅力

こんにちは!リノベ部です。

「リノベーションって古いものを新しくしているだけじゃないの」

リノベーションという言葉は知っているものの、実際にどういうものをリノベーションというのか詳しく知っている人は意外と少ないです。またリノベーションとリフォームを同じように考えている人がよくいますが、リノベーションとリフォームは同じではありません。

リフォームというのは基本的に老朽化した部分を新しくすることの意味合いにおいて使われます。例えば、古いトイレを最新式のウォシュレットが付いたトイレにしたり、ボロボロになったクロス壁紙を新しいクロスに張り替えたりすることをリフォームと呼びます。単純に古くなったものを新しくすることが目的なので、デザイン性が高いものであったり、機能を向上させたりという要素は低い場合が多いです。

しかし、リノベーションは単純に古いものを新しくするのではなく、そこに斬新なデザインや間取りを変えることで使いやすさや機能面を向上させ、お部屋に新たな価値を与えます。

なかでも魅力的なのが古き良きものは残しつつ、住みやすい間取りやおしゃれなデザインに内装を変えてしまうことです。例えば、古風豊かな掘りごたつがあった場合は、掘りごたつは残したまま周りの畳のデザインやテーブルを変えたり、歴史ある古木を使った梁や柱がある場合は、梁や柱を残しつつ、違和感がない新しいお部屋をデザインしたりすることが可能なのです。

【メリット2】新築よりも低価格・低予算で済む

建造物というのは、基本的に年数が経過すればするほど価値が低下していきます。もちろん最寄り駅からの距離や都心に住むか否かによって価格は変動しますが、日本では築年数によって価格が変動するのが事実です。

「新築のようにキレイなお部屋に住みたいけれど、予算はなるべく抑えたい……」

リノベーションはこのように考えている人にとって最適な手段のひとつと言えるでしょう。

中古マンションに限っては築年数15年という数字が大きな境目になる場合が多く、築年数11年〜15年の中古マンションに比べ、築年数16年以降の物件は価格に大きな差があります。ですので、以降の中古マンションを購入し、リノベーションすれば予算を大幅に抑えることができます。

【メリット3】居住エリアの選択肢を増やすことができる

中古マンションをリノベーションするということは、新築を買うよりも低価格・低予算というメリットだけでなく、あなたの居住エリアの範囲・選択肢を広げることにも繋がります。

都心や駅近の物件に住みたいと思っていても価格が高すぎたり、価格は安いものの内装が古すぎたりなど、自分の納得のいく条件というのはなかなか決まらないものです。

仮に「新築物件・駅近・都心」という条件で、予算の上限もある場合、あなたの選択肢は限りなく少なくなるでしょう。さらにこの3つの条件に加え、内装にも自分のこだわりを入れるとなると、希望の物件を探すのには大変苦労するでしょう。

しかし、リノベーションなら中古マンションでも大丈夫なため、低予算で済ませることができますし、既存の内装に左右されないため新築物件に比べて選択肢が大きく広がります。

【メリット4】あなたの理想をそのまま再現できる

どんなに工夫を凝らした新築のデザイナーズ物件だったとしても、すべての部分において納得のいく物件を探すのは難しいです。例えば、部屋の間取りにしても「キッチンはあと1畳分だけ広いほうがよかった」「部屋数がひとつ少なくてもいいからリビングをもう少し広くしたい」などの不満点はよくあることです。

当然、新築物件も改装・改築することは可能なので、新たに手を加えることはできますが、あまりにも予算がかかりすぎてしまいます。

「これから長い間、住むことになる家だからこそ、細かいところまでこだわりたい」

リノベーションは新築よりも、よりあなたの理想に近い形のお部屋に仕上げることができます。

ただし、何もかも自由にリノベーションできるわけではありません。とくに柱や壁、梁といった建物を支えるのに重要な部分に関しては、耐震上や構造上の問題で施工できない場合があります。とくに壁式構造柱や梁ではなく壁で建物を支える構造の場合は、壁を壊したり、窓を大きくしたりといったことができないため、リノベーションには不向きな構造です。部屋と部屋をわける間仕切り壁を壊し、ひとつの大きな部屋を造るというのはリノベーションの醍醐味のひとつです。もしも壁式構造の場合は間仕切り壁を壊すことができません。

最初からリノベーションを考えている人や、今はまだ大丈夫だけれど、遠い未来でリノベーションも検討しているという人はラーメン構造柱や梁で建物を支えているを選択するのがいいでしょう。
※ラーメン構造柱…一般に柱が等間隔に並ぶ単純な構造で、窓がとりやすく、間取りの自由度が高い

【メリット5】周辺環境の良さを確認できる

あなたがもし新築マンションを購入した場合、当然ながら今まで住んでいる人がいないため、周辺の状況を確認することができません。住居というのは家自体の住みやすさも重要ですが、それと同等に大事なのが周辺環境の良し悪しです。

リノベーションで購入するのは中古マンションがほとんどのため、ご近所さんがすでに住んでいます。日当たり・騒音・治安の良し悪しの確認はもちろんのこと、ご近所さんの人となりや性格もある程度チェックすることができます。

また保育園の評判やスーパーの品揃えや通いやすさなど、チェックしようと思えばかなり細かいところまで事前に確認することができます。これらの確認ができるのも中古マンションリノベーションという選択肢を選ばなければ得られないものです。

不動産会社に確認をとったり、自分でいろいろと調査をしたりしなければいけませんが、新しい家にリノベーションという選択肢を取ることで、より安心で快適な住環境を手に入れやすくなります。

【まとめ】リノベーションを視野に入れることで夢も選択肢も広がる

今回はリノベーションのメリットを5つご紹介しましたが、リノベーションには耐久性への不安や改装の施工期間が必要であるなど、デメリットもあります。

しかし、新築物件だけに限定した場合とリノベーションも含めた場合とでは、やはり自由度がまるで違います。また、自分で内装や間取りを考えるのは難しいという人は、すでに施工済みのリノベーション物件を選択するのもいいでしょう。

なかなか自分好みの物件が見つからないという人はリノベーションを視野に入れることで自分の納得がいく新生活を送れるようになるかもしれませんよ。

どんなリノベーション物件があるのか見てみる
https://menoreno.jp

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