近年注目されているマンションのリノベーション
「今は賃貸マンションに住んでいるけれど、今後分譲マンションを購入したい。」
「理想通りの部屋に住みたいけど新築マンションは費用の負担が大きく購入出来ない。」
という方が多く、マンションのリノベーションを検討される方がとても増えています。
新築マンションを購入する場合に考えられる問題点としては、
・物件の購入金額が高い
・自分の住みたい地域で新築マンションを見つけられるとは限らない
といったことが挙げられます。
リノベーション済のマンションであれば、
・中古マンションを購入しリノベーション工事をしても新築と比べて20%~30%程度費用が安い
・リノベーションを前提として中古マンションを探せば多くの物件の中から選択出来る
ということから、新築マンションと比べ購入を検討しやすいというメリットがあります。
リノベーションされたマンションに住むには下記の2通りの方法があります。
・自分好みのリノベーションマンションを購入する方法
・自分好みにマンションをリノベーションする方法
今回は、リノベーション済のマンションを購入する場合とマンション購入後にリノベーションをする場合で、どのような特徴や違いがあるのか、また、リノベーション済のマンションを購入する際どのような事に気を付ければ良いか、まとめていきたいと思います。
自分好みのリノベーションマンションを購入する方法
昨今、不動産屋さんに問い合わせたりインターネットで検索する事で、様々なリノベーションマンションを探すことが出来ます。もちろん詳細な物件の情報や写真も掲載されているので、自分の基準や気になる点を意識して探す事も可能です。
候補となるリノベーションマンションをピックアップしたら内見に行きましょう。実際に物件を直接見ることで購入の検討がしやすくなります。
自分好みに物件をリノベーションする方法
リノベーション済のマンションを購入する以外にも、希望の立地のマンションを購入してからリノベーション工事をする方法があります。
自分好みに自由に設計をすることが出来るので理想的な部屋に改装することが可能です。
物件の規格や構造、契約内容によっては間取りやデザインの変更が出来ない場合もありますので、リノベーション可能な中古マンションか事前に確認をする必要があります。
まずはリノベーション工事を想定したうえで中古マンションを探すことが望ましいので、中古マンションを購入する前からリノベーション工事を行う施工業者に相談をするのが良いでしょう。
リノベーション工事を行う施工業者は、工務店やリノベーション会社です。一緒に話を進めていくことで自分好みのデザインや設備を導入した部屋にすることが出来ます。
リノベーションマンションを「購入」するのと「作る」のはどちらがおすすめ?
リノベーション済マンションを購入するか、中古マンションをリノベーションするかについては「どちらがオススメ」と一概に言えない部分もあります。当然ながらどちらにもメリットとデメリットが存在するからです。
自分に合った方法で中古マンションの購入を検討しましょう。
リノベーション済の中古マンションを購入するメリット
1.気に入った部屋があればすぐに入居が出来る
現在、リノベーションマンション物件は数多く存在します。
気に入った良い物件をみつけたときに即入居することが出来ます。
2.予算計画が立てやすい
既にリノベーションされているマンションを購入するので、入居後に修繕する費用は掛かりません。そのため予算の計画が立てやすいということが挙げられます。
3.費用が抑えられる
リノベーション済マンションの中古物件は新築物件と比較して安価に購入が出来ます。
また、同築年数のマンションより購入相場は高くなるものの、デザイン性・利便性に優れた内装や設備が導入されています。
リノベーション済の中古マンションを購入するデメリット
1.理想通りの部屋を見つけるのが難しい
リノベーションマンションの購入を考えられている方は年々、増加傾向にあります。
人気の物件はすぐに売れてしまう上、数ある物件の中から自分の理想通りの部屋を見つけるのは大変困難です。
中古マンションを購入してからリノベーションするメリット
1.間取りや設備など好みの部屋にすることが出来る
住居の中を全て解体・撤去して一からリフォームする「スケルトンリノベーション」を行う事で、住戸内をフルリノベーションすることが可能です。
自由に間取りを決められる、導入したい設備を思い通りに取り入れることが出来る等のメリットが挙げられます。
2.内装も自由に変更をすることが出来る
壁は壁紙ではなく塗り壁やタイルにしたい。
床材は無垢フローリングにしたい。
など内装のデザインや資材もこだわりたいという方におすすめです。
中古マンションを購入してからリノベーションするデメリット
1.工事期間が長い
リノベーション工事は内装解体工事を行った後に、設計に合わせた大工工事や内装工事に取り掛かります。
中古マンションを購入しリノベーション工事の着工から完工、引き渡しまで時間が掛かるため即入居することは出来ません。
2.リノベーションをする際に組むリフォームローンの金利負担がある
住宅を購入するときには住宅ローン、リノベーション工事をするときにはリフォームローンを利用します。
一般的に住宅ローンに比べリフォームローンの方が金利が高い傾向にあります。
まとめ
いかがでしたか。
家の購入を検討する際は、今回ご説明したリノベーション物件についても是非検討してみてください。
時間がなくすぐにでも入居を考えているという方はリノベーション済のマンションを購入することをオススメします。
一方、時間もお金にも余裕がありこだわりをもった部屋に住みたいという方は中古マンションをリノベーションすることをオススメします。
マンションのリノベーションを検討する際は、物件や自身の状況に合わせてリノベーション済マンションを購入するのか、中古マンションをリノベーションするのかを選ぶようにしてください。
みなさんは、リノベーションマンションを「購入する」派?「作る」派?
<リノベーションマンションを「購入する」派の方はこちら>
https://menoreno.jp/renovation_states/001/bukkens
<リノベーションマンションを「作る」派の方はこちら>
https://menoreno.jp/renovation_states/002/bukkens